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初めてのベビーキャリー、どうやって選ぶ?
子育ての必需品、ベビーキャリー。
ベビーキャリーとは、赤ちゃんを運ぶ道具の総称で、主に「抱っこ紐」「ヒップシート」「ベビースリング」の3つに分類されます。
それぞれに特徴があり、赤ちゃんの月齢・体重、使用シーンなどに応じて使い分ける必要がありますが、種類が多いことからベビーキャリー選びに迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初めてのベビーキャリーを選ぶ際のポイントを詳しくご紹介します♪それぞれの特徴、メリット・デメリット、適切な使用シーンなどを解説します。ベビーキャリーを上手に選んで使い分けることで、子育ての快適さがぐんと上がりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベビーキャリーは主に3種類
ベビーキャリーには、大きく分けて「抱っこ紐」「ヒップシート」「ベビースリング」の3種類があります。それぞれの特徴を知って、自分と赤ちゃんにぴったりのものを見つけてみましょう。
ベビースリングの特徴
ベビースリングは、一枚の布で包み込むように抱っこするタイプのベビーキャリーです。
その柔らかさとフィット感から、新生児の頃から使えるのが魅力。ベビースリングは、お腹の中にいた時のような丸い姿勢で抱っこできます。赤ちゃんに安心感を与えられることから、寝かしつけや授乳の際にも便利です。
その一方、肩にかかる負担が大きいため、長時間の使用や大きくなった赤ちゃんには不向きです。そして片手が塞がるので、作業しながらの使用には不向きです。また着脱がやや複雑で、最初のうちは抱っこに時間がかかってしまうかもしれません。
こんな方におすすめ
・新生児に使用したい
・荷物をコンパクトにしたい
・寝かしつけに使用したい
・腰に負担をかけたくない
抱っこ紐の特徴
抱っこ紐は、肩と腰で子どもを支えるタイプのベビーキャリーです。
安定感が高く、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴。子どもの成長に合わせてサイズ調整が可能で、新生児から3歳頃まで使えるものが多いです。しっかりと抱っこでき、さらに両手が空くので、外出時や抱っこしながら家事をする際に活躍します。前向き抱っこやおんぶなど、様々な使い方も可能です。
1つ持っておくと色々な場面で活用できるので、もしベビーキャリーを1つで済ませたいと考えているなら、抱っこ紐がおすすめです。
その一方、装着に時間がかかったり、かさばりやすいことがデメリットとして挙げられます。使用シーンに応じて他のベビーキャリーと使い分けると、育児が楽になりそうです。
こんな方におすすめ
・どんなシーンにも使えるベビーキャリーが欲しい
・ベビーキャリーは1つで済ませたい
・外出の機会が多い
・長時間抱っこできるものが欲しい
ヒップシートの特徴
ヒップシートは、腰に台座を装着し、座面に子どもを乗せるタイプのベビーキャリーです。
乗せるだけなのでサッと手軽に抱っこできるほか、腰で体重を支えるので肩に負担がかからないのがポイントです。短時間の抱っこや、頻繁に抱っこの状態を変えたい時に活躍します。
ただし、首の座っていない赤ちゃんには使用することができません。また肩への負担が無い分、腰に負担がかかりやすいため長時間の抱っこには向かない場合もあります。また片手が塞がるので、作業しながらの使用には不向きです。
しかし最近は肩で支えるタイプのショルダー型ヒップシートもあり、腰に負担をかけたくない場合は、ショルダーバッグ型のタイプもおすすめです。
こんな方におすすめ
・歩き始めのお子さまに使いたい
・簡単に乗せ下ろしできるものが欲しい
・腰に負担をかけたくない
・蒸れにくいものが欲しい
参考:
mybest「【徹底比較】ベビーキャリーのおすすめ人気ランキング53選【2024年】」ベビーキャリーの選び方 2024年7月29日
以下で、それぞれのベビーキャリーの詳しい種類や選び方について解説します!
大切なお子さまの安全と、使う方への体への負担を考慮する為にも、説明書にしっかりと目を通し、正しい装着方法および使用方法で使うことを心掛けてください。
ベビースリングの種類・上手な選び方
新生児から使えるベビースリング。一つ用意しておくと新生児の子育てがグンと楽になりそうです。様々なタイプがあるので、親子にぴったりのものを選びましょう。
ベビースリングの種類
リングタイプ
2つのリングで布の長さを調整するタイプ。ベビースリングの中では、もっともオーソドックスなタイプと言えるでしょう。サイズ調節が簡単にできるので家族間で共用しやすく、お子さまの成長に合わせて長く使用することができます。
デメリットとしては、着脱がやや難しく、少しかさばる点が挙げられます。
バックルタイプ
バックルで固定するタイプ。簡単に外せない仕組みになっており、安全性を求める方におすすめです。肩パットが入っているタイプのものも多く、肩への負担が軽減できます。リングタイプと同様、サイズ調節ができるので家族間で共用しやすく、お子さまの成長に合わせて長く使用することができます。
デメリットはリングタイプと同様、着脱が少し難しく、作りがしっかりしている分かさばりやすいものが多いです。
チューブタイプ
あらかじめ筒状に縫われているタイプです。長さ調整ができない分、着脱が簡単で初心者さんにも扱いやすいです。試着して、ご自身と赤ちゃんにしっかりフィットするものを選ぶのがおすすめです。
ベビースリングの選び方
以下のポイントを考慮して、ぴったりのベビースリングを見つけましょう♪ベビースリングはサイズ感・使用感が重要なので、なるべく試着するのがおすすめです。
・サイズや形が合っているか
ご自身と赤ちゃんにぴったりフィットするものを選びましょう。
・素材の柔らかさと通気性
赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、柔らかくて肌に優しい素材を選びましょう。そしてベビースリングは密着感が高いぶん蒸れやすいので、通気性の良い素材を選ぶのがおすすめです。
・着脱・調整のしやすさ
初めてベビースリングを使用する場合、着脱が簡単なものを選びましょう。サイズ調整が可能なタイプの場合、簡単に調整できるかどうかも重要です。
肩への負担の少なさ
長時間使用するなら、肩のパッドがしっかりしたバックルタイプ、リングタイプの中から選ぶのがおすすめです。
持ち運びしやすいか
外出時も使いたい場合、かさばらないチューブタイプがおすすめです。
お手入れのしやすさ
洗濯機で洗える素材かどうかも重要です。赤ちゃんのよだれや食べこぼしなどで汚れやすいので、簡単にお手入れできるものが便利です。
参考:
Nice Baby 「密着できて幸せ!ベビースリングおすすめ13選!正しく使うポイント解説」タイプ別おすすめポイント!自分に合うスリングを選ぼう! 2024年7月29日
mybest「【2024年5月】スリングのおすすめ人気ランキング15選【新生児から!徹底比較】」ベビーキャリーの選び方 2024年7月29日
抱っこ紐の種類・上手な選び方
幅広い用途で使える抱っこ紐。多くのメーカーで取扱いがあり、種類が豊富です。そんな抱っこ紐の選び方をご紹介します。
抱っこ紐の種類
抱っこ紐には大きく分けて、腰ベルトタイプと腰ベルトなしタイプの2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分にぴったりのものを選びましょう。
腰ベルトタイプ
腰ベルトタイプの抱っこ紐は、肩と腰に負担を分散するため、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。しっかりとしたサポート力があり、赤ちゃんの体重が増えても快適に使えます。赤ちゃんの成長に合わせてサイズ調整ができるものが多く、新生児から幼児まで長く使えるのも魅力です。
腰ベルトなしタイプ
腰ベルトなしタイプの抱っこ紐は、軽量でコンパクトなデザインが特徴です。シンプルな作りで、装着が簡単なものが多く、ちょっとしたお出かけや短時間の使用に適しています。
ただし、腰で支えられない分肩に負担がかかりやすいので、赤ちゃんの体重が軽い時期に使うのがおすすめです。また、腰ベルトタイプよりかさばりにくく、持ち運びやすいのもポイントです。
抱っこ紐の選び方
以下のポイントを考慮して、使い心地の良い、あなたに合った抱っこ紐を見つけましょう♪
・着脱のしやすさ
抱っこ紐は他のベビーキャリーよりも着脱に時間がかかるものも多いです。なるべく着脱が簡単なものを選ぶのがおすすめです。
・素材の柔らかさと通気性
赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、柔らかくて肌に優しい素材を選びましょう。抱っこ紐は密着感が高いぶん蒸れやすいので、通気性の良い素材を選ぶのがおすすめです。
・体への負担が少ないか
肩ベルトや腰ベルトが幅広で分厚いものほど、体への負担を軽減しやすくなる特徴があります。
・収納力があるか
ポケットやポーチが備わっていると、ちょっとした小物を収納できて便利です。
・抱き方のバリエーションが豊富か
対面抱っこ・前向き抱っこの他に、横抱き、おんぶなどができる製品もあります。抱き方のバリエーションが豊富なタイプだと、お子さまの成長、使用シーンに合わせて長く使えます。
参考:
cozre「腰ベルトなしの抱っこ紐ってどう?肩や腰に負担が出るの?【お悩み相談】」2024年7月29日
ヒップシートの種類・上手な選び方
お子さまの腰がすわった時期から活躍するヒップシート。色んなタイプがあるので生活スタイルやお子さまの成長に合わせて選びましょう。
ヒップシートの種類
腰巻きタイプ
腰に巻きつけるだけで装着できる、シンプルで使いやすいヒップシートです。軽量でコンパクトに折りたためるものもあり、持ち運びが簡単。短時間の抱っこや、さっと使いたいときに便利です。ただし、肩のサポートがないため、腰への負担も考慮しながらの使用がオススメです。
肩ベルトタイプ
腰巻きタイプに肩ベルトが付いたものです。腰と肩に負担を分散させるため、長時間の使用でも比較的楽に抱っこができます。ヒップシート単体だと安定感が気になる方にもおすすめです。多くの製品は肩ベルトが着脱式で、ヒップシート単体で使用可能です。ただし腰巻きタイプよりも着脱には時間がかかります。
ヒップシートキャリア
見た目は抱っこ紐によく似ていますが、下部分のパーツがヒップシートになっているのが特徴です。抱っこ紐のように両手が空くので、様々なシーンに便利です。
ただし多機能な分かさばってしまうこともある為、頻繁な乗せ降ろしで使用するよりも、長時間での使用がオススメです。
ショルダーバッグタイプ
ヒップシートとショルダーバッグが一体になったタイプです。見た目はショルダーバッグのように見えますが、そのままお子さまを乗せてヒップシートとして使用することができます。お出かけに必要な荷物を一つにまとめることができるので、身軽にお出かけしたい方におすすめです。腰巻きタイプと同様に、頻繁な乗せ降ろしもサッとできます。
ただし、肩のみで体重を支える分、繰り返しでのご利用がオススメです。
ヒップシートの選び方
ヒップシートはバリエーションが豊富な分、どれが自分に合っているのかとても悩みますよね。以下のポイントを考慮して、あなたに合ったピッタリのヒップシートを見つけましょう♪
・着脱・乗せ降ろしのしやすさ
歩き始めのお子さまの場合、抱っこの乗せ降ろしが頻繁になるので、サッと乗せ降ろしできるタイプを選ぶのがおすすめ。腰巻きタイプやショルダーバッグタイプは装着に手間がかかりません。
・安全性
特に腰や肩の一方のみで支えるタイプの場合、安全性を考慮する必要があります。座面の滑り止め有無や、サポートベルト・クロスがあるか確認しましょう。
・体への負担が少ないか
実際に試着してみて、快適に使えるかどうか検討するのがおすすめです。肩ベルトや腰ベルトが幅広で分厚いものほど、体への負担を軽減しやすいです。
・収納力
ヒップシートは収納部分が比較的大きい製品が多いです。普段持ち歩く荷物がどれくらい収納できるか調べてみると良いでしょう。なるべくバッグを持ち歩きたくない、身軽に外出したいという方は、収納力の高いショルダーバッグタイプがおすすめです。
参照:
mybest「【徹底比較】ヒップシートのおすすめ人気ランキング20選【2024年】」ヒップシートの選び方 2024年7月29日
LDK「【2023年】ヒップシートのおすすめランキング17選。LDKが人気商品を徹底比較」ヒップシートの選び方は? 2024年7月29日
「POMULU 2WAYヒップシート」の便利ポイント
ショルダーバッグ型ヒップシートの「POMULU 2WAYヒップシート」は、初めてヒップシートを使うママにも安心な魅力がたくさん。その魅力の一部をご紹介します♪
乗せ降ろしがラクラク
歩き始めのお子さまは、自分で歩きたいけどすぐに疲れちゃう…ので、頻繁に「抱っこ」「降ろして」を繰り返すことが多いです。通常の抱っこ紐やヒップシートだと乗せ降ろしに手間がかかりますが、POMULUは準備要らずで乗せるだけ。抱っこ紐の装着に慣れていない方でも、POMULUなら抱っこの乗せ降ろしが簡単にできますよ!
荷物たっぷり入るから、ちょっとしたお出かけならこれ一つで♪
ショルダーバッグとしても優秀なPOMULU。おむつやおしり拭き、お財布やその他の小物など、必要なものがしっかり入ります。これ一つで身軽にお出かけできるので、ちょっとしたお出かけにとても便利。
肩への負担を軽減するふかふかパッド
POMULUの肩パッドは幅広で柔らかなウレタン素材を使用しているため、長時間の使用でも疲れにくい♪
落下防止の二重ロック付きセーフティバンドもあり、安心して使用できます。
家族でシェアできるユニセックスなデザイン
どんな洋服にも合わせやすいシンプルなデザインなので、ご家族でのシェアが可能です。ママだけでなく、パパやおじいちゃん、おばあちゃんともシェアできます。どんなファッションにも合わせやすく、家族みんなで使えるのがいいですね。
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ベビーキャリーを上手に選んで、楽しく子育てしましょう
今回は、「抱っこ紐」「ヒップシート」「ベビースリング」3種類のベビーキャリーの特徴と、それぞれの種類や選び方について解説しました。ベビーキャリーを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。初めての子育ては不安ごとも多いですが、ベビーキャリーは子育てをグンと快適にしてくれます。お子さまとのお出かけがもっと楽しく、快適になりますように!