【子どものUV対策】日焼け止めの選び方・ラクな紫外線対策・日焼け後のケア

【子どものUV対策】日焼け止めの選び方・ラクな紫外線対策・日焼け後のケア

子どもの日焼け対策どうしてる?子どもの年齢に合わせた日焼け止め選びのポイント、塗り方を詳しくご紹介!帽子や日傘も活用したラクな紫外線対策や、日焼け後のケア方法も解説。

目次

本格的な夏がそろそろ近づいてきましたね。近年は酷暑も続いているので、お子さまの日焼け対策にも本腰を入れたいところ。

でも、お子さまの日焼け対策となると悩む方も多いはず。
「日焼け止めってどれがいいの?」
「日傘や帽子も使うべき?」
「ちゃんと対策してるつもりだけど日焼けさせちゃった...」
気になることは、たくさんありますよね。

今回は、お子さまのための日焼け止めの選び方・上手な使い方や、帽子や日傘といったアイテムを上手に活用するポイントを、しっかり解説します。小さなお子さんを抱っこしながらでも、簡単に日傘が使えるコツもご紹介します♪

さらに、うっかり日焼けしてしまった場合のケア方法もこの記事を読めばバッチリ!
ぜひ毎日の親子での日焼け対策の参考にしてみてくださいね。

日焼け対策って何歳から始めれば良いの?

赤ちゃんや子どもの肌は、皮膚が薄くてバリア機能も未熟です。日焼けしやすく、将来の肌トラブルにもつながる可能性があると言われています。だからこそ、早いうちからの対策が大切です。
一般的な日焼け対策の目安はこちらです。

・生後3ヶ月未満の赤ちゃん

お肌が特に敏感なこの時期は、日焼け止めを使用せず直射日光を避けるのが基本。日差しの強い時間帯を避け、ベビーカーや帽子、長袖などで肌を守ってあげましょう。
ただし、最近では生後0ヶ月から使用できる低刺激処方の日焼け止めも市販されているため、必要に応じて取り入れるのも一つの方法です。使用時はパッチテストを行うなど赤ちゃんの肌の様子を見ながら、慎重に使ってあげてくださいね。

・生後3ヶ月以上の赤ちゃん・お子さま

徐々に赤ちゃん用の日焼け止めが使えるようになります。パッチテストで肌トラブルが起きなければ、帽子や衣類も併用しながら、日焼け止めを上手に活用していきましょう。

紫外線は「夏だけ」じゃない!

夏の間だけ日焼け対策を頑張ろう!と思う方も多いかもしれませんが、紫外線は一年中私たちの肌に届いています。特に春から秋にかけては量が多く、曇りの日でも油断は禁物。
お天気や時間に合わせて上手に対策しながら、親子でお外の時間を楽しめると良いですね。

赤ちゃん・子どもの日焼け止めってどれがいい?選び方のポイント

お店にはたくさんの日焼け止めがズラリ。「ベビー用」「子ども用」と書かれていても、何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、お子さまの日焼け止めの基礎知識や選び方のポイントを、分かりやすくご紹介します。

「SPF」と「PA」

日焼け止めのパッケージでよく目にする「SPF・PA」の表示。数値が高い方が日焼け止め効果が高いことはご存じの方も多いかと思いますが、それぞれどんな効果があるのでしょうか。

SPF

肌が赤くなる日焼けの原因となる紫外線B波(UVB)を防ぐ効果の目安です。
数値が大きいほど効果が高く、例えばSPF30なら、何も塗らない場合に比べて日焼けするまでの時間を約30倍遅らせることができる、という意味合いです。

PA

肌の奥深くまで届き、シミやシワなどの原因になると言われる紫外線A波(UVA)を防ぐ効果の目安です。
「+」の数が多いほど効果が高く、「PA++++」が現在の最高値です。

とりあえず数値が高いものを、と思いがちですが、高数値のものはその分肌への負担が高くなりがちです。日焼け止めは、肌への優しさを考えてシーン毎に使い分けるのがおすすめです。

  • お散歩・公園などの普段使い: SPF15~30、PA++~+++程度がおすすめ
  • レジャーなどの長時間の外遊び: SPF30~50、PA+++~++++程度がおすすめ

日焼け止めのテクスチャー

日焼け止めには、いろいろなテクスチャーがあります。それぞれの特徴を知って、用途にあった使いやすいものを選んでみましょう。

  • ローション・ミルクタイプ
    伸びが良くみずみずしい使用感で、ベタつきが苦手なお子さまにおすすめ。簡単に落としやすいものが多い反面、水や汗でも落ちやすい場合が多く、こまめに塗り直す必要があります。

  • クリームタイプ
    保湿力が高めのものが多く、乾燥が気になるお子さまにおすすめ。しっかりと肌にとどまりやすい反面、ベタつきに抵抗があるお子さまには嫌がられる場合も。

  • ジェルタイプ
    透明で白浮きしにくく、さっぱりとした使用感が特徴。アルコール成分が多い場合もあるので、敏感肌のお子さまは注意して使用しましょう。

  • スプレータイプ
    手軽に広範囲に塗布できますが、ムラになりやすく、吸い込んでしまう可能性も。どちらかというと、メイン使いよりは塗り直しに便利です。

  • スティックタイプ
    繰り出し式で、手を汚さずに直接肌に塗れます。顔や首、手足の甲など、細かい部分にピンポイントで塗りやすいです。

どれか一つというより、例えば「お出かけ前はミルクタイプ、お出かけ先での塗り直しはスティックタイプ」というように、使い分けるのがおすすめです♪

肌への優しさを考えるなら「成分」もチェック

お子さまの肌に使うものだから、できるだけ優しい処方のものを選びたいですよね。パッケージの成分表示も少し気にしてみましょう。

紫外線防御剤の有無

・紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル処方)

 パッケージに「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」と書かれているものです。
肌への負担が比較的少なく、小さなお子さまや敏感肌のお子さまにおすすめです。白浮きしやすい製品も多いですが、最近は改善されているものも増えています。

・紫外線吸収剤使用

白浮きしにくく、伸びが良い製品が多いのが特徴です。使い心地が良い反面、肌には少し負担となりやすい製品が多いです。

その他の成分

 「無香料」「無着色」「アルコールフリー」「パラベンフリー」「アレルギーテスト済み」「パッチテスト済み」「スティンギングテスト済み」などの表示があるものは、肌への刺激を軽減する配慮がされています。肌への負担を第一に考えるなら、これらの表記がある製品から選ぶのもおすすめです。

意外と重要!「落としやすさ」も忘れずに

日焼け止めの中には、クレンジングを使用しないと上手く落とせないものもあります。「石鹸で落とせる」「お湯でオフできる」と書かれたものを選ぶようにしましょう。

日焼け止めの正しい塗り方・焼けないコツ

せっかくお子さまにぴったりの日焼け止めを選んでも、塗り方ひとつで「あれ?なんだか焼けちゃったかも…」なんてことも。
日焼け止めの効果をしっかり引き出すには、塗り方にちょっとしたコツがあります!

タイミング・量・塗り方のポイント

まずは塗るタイミング。家を出る15〜30分前に塗り終えるのがおすすめです。肌にしっかりなじんで日焼け効果を発揮しやすくなりますよ。

塗る量は、思っているよりもたっぷり使うのが焼けないための近道です!量が少ないと、日焼け止めに表示されている効果が期待できません。

  • :パール粒2個分くらい
  • 腕や足:直接スーッと線を描くように出し、手のひら全体で優しく均一に伸ばしましょう。

塗り方のポイントもチェック!
耳や首の後ろ、あごの下、ひじ・ひざの裏、足の甲やくるぶし周りなど、意外と忘れがちな部分も丁寧に。
日焼けしやすい頬の高い部分や鼻すじ、肩などは、二度塗りするのも効果的です。

こまめな塗り直しが重要!

「朝塗ったから大丈夫」と安心しがちですが、日焼け止めは汗をかいたり、タオルで拭いたりすると落ちてしまいます。
2〜3時間おきを目安に、こまめに塗り直すのがとっても大切!
お出かけ先での塗り直しには、手を汚さずにサッと塗れるスティックタイプや、広範囲に使える手軽なスプレータイプが便利です。

日焼け止め以外も大切!帽子・日傘でできる紫外線対策

日焼け止めをしっかり塗ることはもちろん大切ですが、もっと効果的にお子さまの肌を紫外線から守るには、日焼け止め以外のアイテムとの合わせ技がとっても重要です。

  • 帽子
    顔や首をしっかり守るには、つばが広めのものや、首の後ろまでカバーできる日よけ付きがおすすめです。

  • 衣類
    薄手の長袖やUVカット加工の羽織ものを一枚プラスするだけで、肌の露出を抑える手軽な対策に。濃い色の服は紫外線を遮りやすいですが、熱も吸収しやすいので通気性の良い素材を選びましょう。

  • 日傘
    日陰を作ってくれるだけでなく、体感温度も少し下がるので暑さ対策にもなります。UVカット率や遮光性の高いものがおすすめです。

「POMULU 2WAYヒップシート」なら、抱っこしながらのUV対策がラクラク!

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POMULU 2WAYヒップシートは、ショルダーバッグとヒップシートが一体になった子育てアイテムです。
お子さまをしっかり安定して抱っこできるので、日傘を差しながらのお出かけがラクになりますよ♪

ショルダーバッグとしてもとても便利で、折りたたみ日傘や日焼け止め、帽子もすっぽり入ります。ちょっとしたお出かけならこれ一つでOK♪抱っこしたままでも荷物を取り出しやすいのも、嬉しいポイントですね。

POMULU 2WAYヒップシートなら、抱っこしながら日傘がさせるスマートなUV対策ができちゃいます!ぜひチェックしてみてくださいね。

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日焼け後はアフターケアが重要

お子さまの肌が赤くなる日焼け。実はこれ、軽いやけどと同じような状態なんです。赤みやヒリヒリ感は数日で落ち着来ますが、それで終わりではありません。

紫外線を浴びた肌は、ダメージから守ろうと、約72時間後からメラニン色素を作り始め、肌が黒くなる日焼けへと変わっていくことも。
日焼けによる赤みや、その後の黒くなる日焼けを、たかが日焼けと軽く見てケアを怠ってしまうと、肌のバリア機能が低下して乾燥が進んだり、将来的なシミや皮膚トラブルに繋がる可能性も高まってしまいます。

どんなに気をつけていても、日焼けしてしまうことはありますよね。そんな時はなるべく早めにアフターケアをしてあげましょう!

①まずは優しく冷やす
お肌が熱っぽく赤くなっていたら、炎症を抑えるために、まずは冷やすことが大切です。
タオルで包んだ保冷剤などを優しく当てて、ほてりを鎮めてあげましょう。
シャワーを浴びる時は、刺激の少ないぬるま湯で流す程度にします。ゴシゴシこするのはNGです。

②次にしっかり保湿
ほてりが少し落ち着いたら、日焼けで乾燥した肌を潤すためにしっかり保湿をします。
赤ちゃんや子ども用の、低刺激な保湿剤を選びましょう。
塗る時は肌をこすらないように、手のひらで優しく押さえるようになじませてあげてください。

③水分補給も忘れずに
日焼けをすると、体全体の水分も失われがちです。お水やノンカフェインのお茶などをたくさん飲むようにしましょう。

日焼けしてしまった場合も、早めのケアで肌の負担を和らげることができます。でもやっぱり、日焼けしないための予防が一番大切。これまでご紹介してきた日焼け対策を、ぜひ試してみてくださいね!

親子でしっかりラクに日焼け対策しましょう♪

今回は、お子さまの紫外線対策について、日焼け止めの選び方から正しい塗り方、帽子や日傘といったアイテムの活用法、そして日焼けしてしまった時のアフターケアまで、たくさんのポイントをご紹介してきました。

気をつけるべきポイントをしっかり押さえておけば、親子での日焼け対策もぐっとラクに、効果的にできるようになりますよ。
ぜひ、できることから毎日の生活に取り入れて、試してみてくださいね!