「いつも」と「もしも」両方に役立つ!子育て世代のための防災グッズを紹介

「いつも」と「もしも」両方に役立つ!子育て世代のための防災グッズを紹介

"備えない防災"「フェーズフリー」をはじめませんか?
子育て世代のための、普段使いできる防災グッズや防災のヒントをご紹介します!

【目次】

9月1日は「防災の日」。 ニュースで特集が組まれるのを見ると、「うちも色々備えなきゃ…」と思うママパパも多いのではないでしょうか。

ただ、防災グッズを十分に揃えるのって意外と大変ですよね。
防災グッズや非常食は高くて十分に揃えられない...
備蓄品を置くスペースがあんまりない…
正直なところ、忙しくて後回しになりがちだなあ...

特に小さなお子さまがいると、備えるべきものも多く、考えるだけで疲れてしまいますよね...。

だからこそ、まずは「いつもの暮らし」の中に、少しだけ「もしも」の視点を取り入れてみませんか?
この記事では、そんな「いつも」と「もしも」の垣根をなくす新しい防災の考え方と、今日からすぐに真似できる、具体的なアイテムやヒントをご紹介します♪

備えない防災「フェーズフリー」って何?

フェーズフリー」という言葉を知っていますか?

「普段の生活で使っているもの」と「災害時など、もしもの時に役立つもの」を、区別しないという考え方のことです。

「防災」と聞くと、つい特別な準備をイメージしてしまいますが、実はそこに落とし穴があったりします。
例えば、防災手回しラジオ。久しぶりに確認したら、バッテリーが劣化していていざという時に使えなかった…。
非常食はたくさんあるけれど、普段食べ慣れていない味。「うちの子、本当にこれを食べてくれるかな…」と、ふと不安がよぎる。
これ、防災の備えであるあるな話ではないでしょうか。

そんな、「備えたはず」が「使えない」になってしまう残念な事態や、備蓄にまつわる現実的な問題を解決してくれるのが「フェーズフリー」なんです。

「フェーズフリー」が子育て世代にぴったりな理由

この「普段使いが防災につながる」という考え方は、子育て世代にとって、多くのメリットがあります。

無駄がない・経済的

「もしも」のためだけに物を買うのではなく、普段から使うものなので、無駄がありません。「ローリングストック」も、フェーズフリーの一例です。お子さまが食べ慣れたレトルト食品などを備蓄すれば、非常時も安心して食事ができます。

場所を取らない

普段の生活で使っているものを非常時にも使用するため、備蓄のためのスペースを確保する必要はありません。
おもちゃや育児グッズなど、家の中のものが多くなりがちな子育て世代にはぴったりです。

いざという時に、使い慣れている

災害時、不安な気持ちになるのは大人だけではありません。そんな時、食べ慣れない非常食よりも、いつもの食べ慣れているおやつやレトルト食品の方が、お子さまの心を和ませてくれます。

防災を「特別な準備」と考えると、少し難しく感じてしまいますよね。
でも、「いつも」と「もしも」を区切らなければ、防災はとてもシンプルです。

それでは、身近なフェーズフリーアイテムを具体的に見ていきましょう。

身の回りのフェーズフリーアイテム

具体的にどんなアイテムがフェーズフリーに当てはまるのでしょうか。
実は、特別なものを買い足さなくても、私たちが日常的に使っているものの中にも、非常時に役立つものがたくさんあるんです。
ここではそんな身近な防災アイテムを紹介していきます。

カセットコンロ・ガスボンベ

鍋料理などで活躍するカセットコンロは、停電時にも温かい食事を作れる心強い味方。カセットボンベは、「少し多めに買って、使いながら買い足す」というローリングストックを習慣にしておくと、いざという時も安心ですね。

液体ミルク

赤ちゃんがいるご家庭にとって、液体ミルクは防災の必需品とも言えます。
液体ミルクは日常使いにおいて、例えばこんなメリットがあります。

  • 夜中の授乳: 眠い中でお湯を沸かし、調乳やミルクを冷ます手間なく、すぐに授乳できる。

  • パパや祖父母に預ける時: 調乳に慣れていない人でも、簡単かつ衛生的にミルクをあげられる。

  • お出かけの時: 荷物が減る。外出先での調乳スペースを探す必要がなくなる。

このように、日常の様々なシーンで授乳の負担を軽くしてくれる利便性が、そのまま「もしもの時」にも大きな力を発揮します。

災害時には、清潔なお湯の確保や哺乳瓶の消毒が非常に困難になりますが、液体ミルクならその心配もありません。
普段から活用し、ローリングストックで多めにストックしておくと、いざという時にとても頼りになります。

また、災害時には、強いストレスで母乳が出にくくなってしまうことも。普段は母乳育児のママも、お出かけ時などに液体ミルクを活用して慣れておくと、もしもの時も親子共に安心ですね。

缶詰・レトルト・インスタント食品

「もしもの時」というと、数年間保存できるような特別な非常食を思い浮かべますよね。確かに日持ちはしますが、値段が高く、普段の食卓には並ばない味が多いのも事実。

でも、実は私たちが日常的に食べている缶詰やレトルト、インスタント食品も、非常食ほどではないですが十分に日持ちするものが多いんです。
お子さまの好きなキャラクターのレトルトカレーや、普段食べ慣れたインスタントスープなど。ローリングストックで多めにストックしておけば、いざという時に立派な防災食になります。
これなら無理なく、無駄なく、そして「いつもの味」を備えられますね。

食品用ラップ・アルミホイル・ポリ袋

断水時、お皿にラップを敷いて食事をすれば、貴重な水で食器を洗う手間が省けます。またラップは、怪我をした際の応急処置として、傷口を保護するためにも使えます。

アルミホイルは、お皿の形に整えて簡易食器として使ったりできます。また、鍋の蓋がない時に代用したり、食材を包んでカセットコンロで蒸し焼きにしたりと、調理の幅を広げてくれる優れものです。
耐熱性の高いポリ袋は、食材と調味料を入れて揉み込むだけで調理ができたり、お米を炊いたりすることも可能。普段から少し多めにストックしておくと、様々な場面で役立ちます。

モバイルバッテリー機能付きLEDランタン

キャンプなどのアウトドア用品としてだけでなく、最近はインテリアに馴染むおしゃれなデザインのものも豊富。寝室の間接照明として普段使いしながら、もしもの時に備えられます。
停電時には部屋を照らす明かりとして、そしてスマホの充電もできて一台二役です。

「いつもの持ち物」が「もしも」に役立つ

災害は、必ずしもお家にいる時に起こるとは限りません。公園で遊んでいる時、お買い物の途中、移動中の電車の中で起きる場合も。

「特別な持ち物、何が必要かな?」と考える前に、いつも持ち歩いているバッグの中身を思い出してみてください。

実は、ママやパパのバッグは、すでにたくさんの「もしも」に備えるアイテムが詰まった、優秀な防災ポーチなのかもしれません。
いつもの持ち物がどう役立つのか、一緒に見ていきましょう。

おしりふき

おしりふきは、体を拭いたり、手の汚れを落としたりと、断水時には水代わりの貴重なアイテムになります。
普段から少し多めに持ち歩くだけで、もしもの時の大きな安心に繋がります。

お子さま用のおやつ・飲み物

普段から食べ慣れているおやつやジュースは、災害時の不安な状況で、お子さまの心を和ませてくれる大切なお守りになります。

ビニール袋(大小数枚)

使用済みのおむつを入れたり、ゴミをまとめたりと普段から活躍してくれるビニール袋ですが、防災の視点でも万能選手。汚れた服を入れたり、防水袋として貴重品を守ったり、寒い時には体に巻きつけて防寒対策にも使えます。

着替え、羽織もの

予期せぬ雨で濡れたり、気温が急に下がったりした時に備えて持ち歩く着替えや羽織ものは、避難時にも体を清潔に保ち、体温低下を防ぐために非常に重要です。

母子手帳・保険証

普段から持ち歩いている方も多いと思いますが、もしもの時には身元やアレルギー情報などを証明する大切な書類になります。
避難先で医療機関にかかる際や、アレルギーの有無、予防接種の履歴といったお子さまの大切な医療情報を正確に伝えるために、母子手帳は必須アイテム。また、保険証は家族の身分を証明するためにも役立ちます。

このように、特別なものを加えなくても、普段のお出かけの持ち物が、そのまま防災グッズとして役立てることができます!

フェーズフリーな育児アイテム「POMULU 2WAYヒップシート」

子育て世代にとって、「いつも」と「もしも」の両方で、とても心強いアイテムがあります。
それが、ショルダーバッグとヒップシートが一体になった「POMULU 2WAYヒップシート」。
実は日常でも非常時でもとても心強い、フェーズフリーな育児グッズなんです。

「POMULU 2WAYヒップシート」ってどんなアイテム?

一見するとおしゃれでシンプルなショルダーバッグ。だけど抱っこの時は、準備要らずでヒップシートに早変わりします。抱っこ紐を持ち歩く必要がなく、これひとつでお子さまとお出かけできちゃう便利アイテムなんです。

「いつも」と「もしも」両方役立つ!POMULU 2WAYヒップシートの便利ポイント

たっぷり大容量!こだわりの収納力

普段のお出かけはもちろん、もしもの時にも役立つのが、この収納力。
おむつやおしりふき、おやつ、飲み物といったお出かけに必要な荷物が一つにまとまります。

この「荷物が一つにまとまる」という点が、防災の観点からも非常に重要。
普段からこのバッグに必要なアイテムを入れておけば、お出かけ先で災害が起きた場合も心強いですし、一刻を争う状況でも、これ一つでお子さまと一緒に避難することも選択肢の一つににできます。

バッグがそのままヒップシートに

POMULUのもう一つの大きな特徴が、抱っこ紐を装着する手間なく、そのままさっと抱っこできる手軽さです。

普段のお出かけで、お子さまが「歩く!」と「抱っこ!」を繰り返す時も、その都度スムーズに対応できます。肩や腰への負担が少なく疲れにくい設計なのも、嬉しいポイント。

そしてこの手軽さは、災害時にも大きな力になってくれます。
一刻を争う避難の場面で、装着の手間なく、お子さまをすぐに抱っこして安全を確保できる。ママパパと同じ目線で、体に密着させて抱っこできるから、お子さまに大きな安心感を与えられます。また、お子さまの体を支えるサポートクロスが付いているので、いざという時も安全に抱っこできます。

荷物が一つにまとまる身軽さと、すぐに抱っこできる安心感。POMULUがあれば、普段のお出かけも、もしもの備えも、もっとスマートになりますよ。

POMULU 2WAYヒップシートを詳しくみる
https://pomulu.jp/pages/2way-hipseat

「もしも」の備えは、「いつも」の中に。

子育て世代にぴったりの新しい防災のかたち「フェーズフリー」をご紹介しました。

「防災」と聞くと、ついハードルが上がってしまいがちですが、「日々の暮らしの延長線上で、無理なく備える」という視点に立つと、気軽に防災に取り組めるかもしれませんね。

今回ご紹介したように、特別な防災グッズを買い揃えなくても、私たちの身の回りには、もしもの時に役立つアイテムがたくさんあります。

完璧な準備を目指さなくても大丈夫。
まずは小さな一歩から、あなたと、あなたの大切な家族を守るための備えを始めてみませんか?